宙組「ホテルスヴィッツラハウス」配信感想
エリザガラコン大千秋楽(とても素晴らしかった!!)から
はしごしての観劇でした。カーテンコールの小池先生のお話が長く、
間に合うか心配になりましたが無事に間に合いました笑。
演目が発表されたときは既にコロナ禍でしたが、
劇団の意思としてあえてこの題材を選んだのだろうなと思わせられました。
劇中で何度も繰り返された「Life in the theater」という言葉が
タカラジェンヌも裏方もいつも最高の舞台を届けるために努力してくださっているのを感じているからこそ響きます。
(でもねでもね、自らそういうメッセージ性を押し出しすぎるのはどうかな?とも
少し思ってしまいました。自分が穿りすぎなのかもしれませんが。)
他にはお芝居で引用されていたニジンスキーのセリフが個人的には印象に残りましたた。
このような状況にあっても、個人ができること・しなければならないことがあり、それをすることで状況を少しでも好転させることができればいいと思います。
また、終盤に万里柚美さん演じるウェリントン夫人がバレエを鑑賞して
元気になる場面がありましたが、あれは大なり小なり私の姿です。
GW前は仕事も忙しいし、遊びにも行けないしで、心に余裕がありませんでした。
でもGW中にライブ配信を見たことで、明らかに元気になりました!
自粛ばかりで期待していなかったGWがこんなにも心みたされた日々になるとは思わなかった。ありがとう宝塚とエリザガラコン。。
いやーーーーーーーーーそれにしても真風さんかっこよかったですね!
スーツの真風さんはおなじみですが、今回もやっぱりかっこいい!
今までオーシャンズ11やアナスタシアなどチョイ悪の役が多かったですが、
今回のロベルトは誠実な役でした。
潤花さん演じるニーナをバーに誘う場面がありますが、
あんなスマートな誘い方は男役しかできません。(*ノωノ)
2人の並びも麗しく、これからが楽しみになりました。
あと芹香さん演じるヘルマンとビリヤードをする場面も美しかったです。
また、ビジュアルで言えばユーリーを演じた桜木みなとさん。。!!
私が知っているいつもニコニコしている桜木さんではなかった。
いつの間にあんな色気ダダモレの男になっていたの。。黒シャツ似合ってたよ。。
他に印象に残ったのはシルヴィを演じた春乃さくらさん。
知らない方だったのですが、ソロの場面が結構あって、歌がお上手だと思いました。
そしてドイツ軍人とカップルになるのですが、この2人が切なすぎて。。!!
実際にこのような人たちがいたのかもしれないと思い、
話の本筋ではないストーリーなのですがとても印象に残りました。
せっかくの潤花さんのお披露目だったのに、梅田は公演中止になってしまった
ことが悔やまれます。
ですが、2人の並びがお似合いで、これからどのような芝居を見せてくれるのか
楽しみなりました。
シャーロックホームズのポスターがとてもきれいだったので今から期待しています(*´ω`*)