望海風斗さんコンサート「SPERO」(井上芳雄さんゲスト回)配信感想
望海風斗さんコンサート「SPERO」の配信を見ました!!
望海さんは見た目は女性よりになりつつも(元から女性なのですが)、
「そのまま男役として宝塚にでられるのでは?!」というかっこいい望海さんから
「早くミュージカル女優姿が見たい!!」と思うほどナチュラルに女性キーを歌う
望海さんまで見られて、とてももりだくさんでした。
また、衣装も背中だしドレスやピンクのお衣装など、宝塚では着ない衣装が多く新鮮でした。
衣装や歌など、これから新しいものをたくさん見させてくれるのだろうなという期待が止まらない公演でした!
また、コンサートは「シネマな望海」「ジャズな望海」「ミュージカルな望海」
「J-POPな望海」の4つのセクターに分かれていました。
「シネマな望海」では、人気女優(望海さん)の一日をテーマにした
小芝居を挟みつつ、カサブランカやシャレードなどの曲を歌います。
映画の曲には疎いのですが、曲の間に望海さんが曲名を紹介してくれます。
また、「ドン・ジュアン」の「Changer」や「オーシャンズ11」の
「愛した日々に偽りはない」など宝塚のナンバーもありました。
ご本人がよく「ドン・ジュアン」への思い入れを語っていらっしゃいますが、
私も望海さんの「ドン・ジュアン」が好きなので、久しぶりに望海さんの
歌声を聞きながら感慨深くなりました。
「ジャズな望海」では、特に「Cicago」が良かったです!
ダンサーさんを引き連れて踊る姿はとってもかっこよかったですし、
望海さんのスパーン!と通る歌声が心地よかったです。
宝塚時代と変わらない中性的なカッコよさでした。
「ミュージカルな望海」ではゲストの井上さんが登場します。
まず、井上さんのソロで「ルドルフ」の「明日への階段」を歌い登場します。
「Wicked」の「2人は永遠に」のデュエット。
少し高音がきついのかな?と思うところもありましたが、
2曲とも素晴らしかったです。
そして、存じていましたが井上さんはトークがお上手!!
デュエットでは井上さんが望海さんの肩を抱くシーンがあるそうですが、
井上さんにとっては「妹の友達」なので遠慮が入ってしまったそう( ´艸`)
他にも、言い間違いを嫌味らしくなく笑いにしたりトーク力の高さを感じました。
また、「Dream Girls」では、背中が開いたドレスに衣装替えへが印象的でした。
事前の男性陣を断る小芝居も面白かったです。
そして「モーツァルト!!」の「星から降る金」ーー!!なんて私得なの!!
とても好きな曲なので、望海さんCoverが聞けてうれしかったです。
また、望海さんは王様と語り手の歌いわけをされていて流石だなと思いました。
そして「J-POPな望海」
ミュージカル俳優さんがJ-POPを歌われるとき、内心
「やっぱりミュージカル歌唱の方が好きだな。。」と思ってしまう
タイプなのですが望海さんはどれも素晴らしかったです。
男役時代とは違った、より女性的になった歌声で無理がないように感じました。
どれも素晴らしかったのですが、特にラストの「始まりのバラード」。
優しい歌詞と望海さんの歌声が素晴らしく、泣きそうになりました。。
望海さんは何で歌声に感情を乗せるのがおじょうずなの。。
そして、アンコールは「SUPER VOYAGER!!」
たまたま前日にSVのDVD見てたんですけどーー!!
SVはもう4年前ですが、世界観が好きで何度も見ており、見る度に元気になれる作品です。
望海さんがアンコールにSV選んでくれてうれしかったな。
また、望海さんと井上さんは「Now Zoom Me」で日の目を見られなかった
シャンシャンを持っていました。コロナ禍でほかにも使われなかった道具は
多くあると思うので、少しでもシャンシャンに出番があってよかったです。
アンコール2曲目は「SPERO」。
このコンサート書き下ろし曲だそうです。SVがアゲアゲな一方で、
こちらはコンサートの最後にふさわしいきれいな曲でした。
あーーーーーーーーー!!楽しかったなーーー!!
そして、望海さんの歌声は本当に心に響いて美しいということを改めて認識しました。
知っているはずなのに、聞くたびに望海さんの歌のうまさに驚いています。。