「神々の土地」「クラシカルビジュー」感想
「CAPTAIN NEMO」を観劇した翌日に、宙組公演「神々の土地」「クラシカルビジュー」を観劇してきました。トップスターの朝夏まなとさんの退団公演です。
千秋楽に近い平日だったので、立ち見も出ていました。ざっくり感想を書かせていただきますね。記憶が薄れてしまったので雑な感想になってしまいました。。
神々の土地
私、まぁさまはコメディとか明るい作品の方がお似合いだと思っておりまして。なので、悲劇を得意とする上田先生の作品で、まぁさまが退団なさると知った時に、少し残念に思っていました。(私の立ち位置)
ですが、実際に観劇すると
「シリアスなまぁさまもかっこいい。。♡」
となりました。
同じくシリアス系だったラダメスもトート閣下もカッコよかったですしね!今回のドミトリーも真面目な人柄と包容力が伝わってきて素敵でした。
また伶美うららさんと星風まどかさんがWヒロインだと聞いていましたが、伶美うららさんが実質ヒロインでした。
まず、印象に残ったのは冒頭の大きな赤階段でロシア軍人の方たちが群舞する場面!もうかっこよすぎますね!
あと、私が好きだったのは、ジプシーの人たちが酒場で歌う場面。何度か劇中にあるのですがどの場面も素晴らしくて!私、エリベートのミルクみたいな民衆が怒っている曲が好きみたいです
そしてラッダ(瀬音リサさん/今回退団されてしまいます。。)のソロが力強くてとってもかっこよかったです!他のジプシーたちもイケメンぞろいで!個人的には和希そらさんのキレキレなダンスにくぎ付けでした(*´ω`)
ラッダとコンスタンチン(澄輝さやとさん)のカップルもよかったな。実際にはこんな人たちはいなかったのでしょうけれど、気の強いラッダとジェントルマンなコンスタンチンカップルに萌えました(*´ω`)そしてこの二人はお芝居の中で重要な役割をしています。
あとは、愛月ひかるさん演じるラスプーチンも触れずにはいられません。オケピから登場するのですが、迫力満点で!怪しい人オーラがとても伝わってきました。ラスプーチンでは迫真の演技でしたが、レビューではいつものかっこいい愛ちゃんでした( *´艸`)
主人公のドミトリーは、ロマノフ王朝は救えずイリナとは結婚できずという救いのない物語なのです。お話としては面白かったのですが、サヨナラ公演っぽくはなかったかなとも思いました。
あと、ラストにドミトリーとイリナが向かい合っていくのはどういう描写なのでしょうね。ドミトリー死んじゃったの?!みたいな。。私の読解力不足です。。
最後に、ラスプーチン等死んでしまった人たちも躍り出てきてのフィナーレなので、不自然ではないのですが少し気になります。。
セリフなどにもこだわりが感じられて、美しいお芝居でした。
クラシカルビジュー
私、お芝居では泣かなかったのですが、プロローグでキラキラした笑顔のまぁさまを観ていたら泣けてきました。。
印象に残ったのはやっぱりまぁまかのリフトです。あれ、すごいですね!真風さんがまぁさまをリフトするというのはきいていたのですが、そっちに回転しますか!(; ・`д・´)
あと、ジェンヌさんたちが銀橋を宝石を持ちながら渡る場面。安っぽいといわれていましたが私はそれほどそうとは感じませんでした。ただ、あまり歌詞が聞き取れなかった。。
そしてなんといっても中詰め!
純矢ちとせさんのソロのなか、まぁさまが宙組子と別れの挨拶をする場面です。なんて美しい場面でしょうか。。!!
そしてその後のまぁさまがソロで歌いながら銀橋を渡られます。その歌詞をきき、また泣くというね。。こちらこそありがとうといいたいのです!
11月のライビュも行きたいなー。でも、日程的に難しいかも。。どうしたものでしょうか。。