チケットはないけど「はいからさんが通る」を読みました。
今、ヅカ界隈で話題の「はいからさんが通る」を読みました! (千秋楽前に記事が書けて良かった。。!!)
私はレンタルで読んだのですが、はいからさんがメディア化の作品の棚に並んでいまして、
「もしかして宝塚で舞台化するから?!」
と思ったのですが、劇場版アニメのことみたいです。一般的にはそうですよね~(;・∀・)
本作は伊集院少尉、編集長、鬼島軍曹、蘭丸君とイケメンがたくさん出てきます。そして、伊集院少尉は王子様系、編集長はツンデレながらも大人な男性といった感じにタイプもいろいろなんです!
私は蘭丸くん派です\(^o^)/
(どうでもいい情報)
蘭丸くんは、ベルばらでいうと報われないアンドレみたいな立ち位置のキャラです。他の男性陣が大人っぽい感じの人が多いので親しみがわきやすいですよね~。蘭丸くんは、ちょっとさえない男の子のような描写なのですけれども、彼も歌舞伎の女形でイケメンなんですよ!眼福!
そしてこの漫画、宛書きではないのかと思ってしまうほど、ジェンヌさんとキャラのイメージがピッタリなんです!
まず、主役の柚香光さんがドイツ人とのハーフの伊集院少尉役で似合わないわけがなく。。!!
個人的に一番似合うのではないかと思うのは編集長役の鳳月杏さん!鳳月さんの大人っぽい感じや渋みが編集長にぴったりなのではないでしょうか!観劇せずともわかります!
水美舞斗さんの鬼島軍曹も超絶かっこいいでしょうし、天真みちるさんの牛五郎も見てみたかったです。天真さんこういう役上手そう( *´艸`)
ヒロイン紅緒役の華優希さんや蘭丸役の聖乃あすかさんは若手さんなので、浅いファンの私にはいまいち役のキャラクターが似合っていらっしゃるのかわからないのが残念です。。
漫画を読む中で面白いと思ったのは、当時の時代背景です。私は、本漫画は題名しか存じ上げなかったので、ロシア革命や関東大震災などの史実が盛り込まれたエピソードだったことに驚きました。紅緒も記者になって米騒動の取材に行ったりします。
ロシア革命って宝塚でも公演しているところですよね!
そして、さらに驚きなのはこの時には宝塚が実在していたということです!当時ははいからさんのような恰好をした女性たちが観劇していたのかと想像すると楽しくなります(*´ω`)
「はいからさんが通る」では、女の洗濯物を男のものより上の竿に干して紅緒が叱られたり、紅緒や友人環(城妃美伶さん)が通っている女学校での描写など当時のジェンダーについて垣間見える描写が多々出てきます。(環さんは素敵な女性で尊敬してしまいます!)当時のタカラジェンヌさんたちは、どのような立ち位置でいらっしゃったのでしょうか。機会があれば調べてみたいと思います。
ネットでお芝居の感想をあさって見ているのですが、評判もとても良いそうです。見に行かれた方がうらやましい限りです(*´ω`)