星組「VERDAD!!」ライブ配信感想
1幕は星組88周年や峰さお理さんの追悼として宝塚の名曲、2幕はジャンルを問わず様々な曲という構成でした。
2幕は本当にジャンル問わずでディズニーから氷川きよし、YOASOBIまで盛りだくさんでした。私が見たかったものがすべて詰まっている。。藤井先生天才。。
そして、重々存じていましたが、礼真琴さんがやっぱり強すぎる。。
礼さんって歌の技術の高さだけでなく、曲のイメージにぴったりはまるのが本当にお上手なんです。。
例えば、宝塚の曲ではかっこいいザ・男役!なのですけれども、ディズニーメドレーで「Be our guest」を歌うときはきちんと召使になっていますし、「Let it go」のときはエルサになっているんです。なんて変幻自在なの。。
また、途中で新人歓迎会を模した寸劇があり、そこでは新入社員の出来無杉(できなさすぎ)真琴として登場し、「ひとかけらの勇気」を歌う場面があるんです。出来無杉君としてあえて音を外してうたう中で、急に礼真琴として歌うので、「一瞬で切り替えたの?!同じ人?!」となりました。
以下、印象に残った場面について書きます。
【1幕】
・天寿さんの「セ・マニフィーク」。礼さんと金髪美女の瀬央さんが踊る場面です。瀬央さんやっぱり美女です。
・星組メドレー。古い曲はあまりわからないのですが「The Entertainer」など懐かしい曲が多かったです。
実は1幕はWifiが不調で見られていない箇所があるんです。。悔やまれます。。
【2幕】
・瀬央さんの「ローラの傷だらけ」。歌広場さんうらやましい。。(笑)
・礼さんの「ギラギラ」。オリジナルが好きで何度も聞いているので、礼さんがカバーしてくださり歓喜しました。Adoさんの押し出しの強い歌い方が再現されていて素晴らしかったです。「うっせえわ」はすみれコードに引っかかったんだろうな。
・ディズニーメドレー。ことなこで白い衣装でそろえていてお似合いでした(*´ω`*)
・礼さんのレ・ミゼラブル「星よ」、オペラ座の怪人「The phantom of the opera」、モーツァルト!!「僕こそ音楽」。どれも素晴らしかったです。個人的にレミゼから「星よ」を選んでくれたのは私得でした。
外部ミュージカルの男性曲はこういう機会がないと聞くことができないのでありがたかったです。
・RENTの「Seasons of love」。RENTは好きじゃないけどこの曲は好き←。曲の良さもさることながらコーラスが美しかったです。
・礼さんの「夜に駆ける」。個人的にこんな明るい感じで歌う曲かな?と思いましたが、コンサートですし、激うまですし、素晴らしかったです!(素晴らしいしか言ってないな。。)
古い曲も新しい曲も、邦楽も洋楽もと盛りだくさんな中、礼さんがどれも期待以上のレベルの高さで歌い上げ、ひたすら礼さんの努力と才能にひれ伏しました。
また、1幕の最初のご挨拶で礼さんが「お客さんとともに千秋楽を迎えられて幸せ」といったようなことを言っていました。その時、カメラが引きになって会場いっぱいのペンライトが本当に素敵で、感慨深くなってしまいました。
また、客席降りはないものと思っていましたが、中盤ではアクリルケースに礼さんが入って客席を移動するという演出があり、制限のある中で盛り上げようとしてくださっていることが伝わってきました。
あー、こんなに星組や宝塚が素晴らしいことを世間に知ってもらいたい!!早くコロナ収まれ!!