ぼっちヅカファンの遠征記録

田舎のボロアパートから観劇(主に宝塚)の感想を書いています。

愛知県芸術劇場公演「ヴェネチアの紋章」「ル・ポアゾン」感想

見てきましたよー!

アナスタシアから7か月ぶりに!!生宝塚です!

愛知を会場に選んでくれてありがとうございます!! 

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咲ちゃんも希和ちゃんもおめでとうございます!

 

やっぱり、生の宝塚は最高です!

「本日は~」の定番のご挨拶からもう感極まりました←

 

以下、ネタバレです。

 

 

 

ヴェネチアの紋章」ですが、「ザ・一昔前の宝塚」といった作品でした。(実際そうなのですが)

 

プロローグは町のお祭りから始まるのですが、もうその場面が美しく、それだけで元が取れたと思いました。今回5階席でしたので、フォーメーションもよく見えなおさら美しく見えました。

 

でも、お話が難しかったです。。

主人公は、ヴェネチアからコンスタンチノープルへ行ってハンガリアを侵略しようとするのですが、それをしてしまうとスペインの反感を買って、あとオーストリアが~~みたいな話(間違っていたらすみません。。)なのですが、口頭で説明されても、私のおつむでは。。(´;ω;`)

あとサンマルコ殺人事件のお話がどうお話と絡んでいたのかがよくわからなかったです。。私のお以下略

 

ですが、アルヴィーゼの野望やリヴィアへの一途さといったものはびしびし伝わってきてかっこよかったです。アルヴィーゼはリヴィアと結婚するためためにハンガリア王になるといっていました。それもあるかもしれないですけど、ヴェネチアでもトルコでもどちらでも半端物として扱われていることへの反発みたいなものも大きいのかなと思いました。

 

また、ヴェネチア・トルコ双方の益になるように働いていたのにもかかわらず、政治的な理由で切り捨てられてしまうというのが切なく感じました。アルヴィーゼの部下たちは彼個人の人柄や優秀さを見ていましたけど、両国の重鎮にとってはただの駒だったというわけです。。

 

以下、キャストについて。

アルヴィーゼ役の彩風咲奈さん!安定にかっこよかったです!

アルヴィーゼはダークヒーローっぽさもある役なのですが、その少し黒い感じが良かったです!

また、最期の場面の、部下だけは逃がそうとするシーンなどは名演技でした。

 

リヴィア役の朝月希和さん。一見おとなしそうに見えますが芯の強い女性でした。

最期の身投げのシーンは美しかったです。。

希和ちゃんが上級生娘役だからか、さききわは大人っぽい雰囲気。これからどんな作品を見せてくれるのか楽しみです(*´ω`*)

 

マルコ役の綾凰華さん!あやなちゃん、こんなにかっこいい男でしたっけ??

小さな所作一つ一つに大人っぽさがあって、私のオペラ泥棒でした。

マルコは本当にいい男なのですよ!リヴィアの自殺を説得する場面など熱演でした。

最後のアルヴィーゼの娘と結婚する発言は??でしたが、

ネットの皆様によると「アルヴィーゼの娘を尼僧院から救出し身分を与えるため」だそうです。なるほど。。これでタイトルを回収するわけですね。。深いです。。

 

他に印象的だったのははぐれ組トリオ。可愛かったですー(*´ω`*)

マイルドヤンキーなのかと思ったら、最期の姿は果敢な戦士でした。

 

 

そして、レヴューは「ル・ポアゾン

演目発表されたときは、全ツで「ル・ポアゾン」するんだ!と驚きましたが

(初めて宝塚を見る方には大人っぽいショーよりも明るいショーの方がいいのではと思っているため)、

見てみたらやっぱり、「ル・ポアゾン」は最高ですよね!!

そして、テーマ曲の中毒性が半端ないです。。

 

テーマ曲のインパクトが強いので忘れていましたが、

ロマンチックレビューらしいパステルな場面もあるのですね。

美しかったです。

 

下級生に疎いのですが、諏訪さきさんがいいポジションでした。

お顔が華やかですし、歌もお上手でしたー!

雪組は将来有望な方がたくさんいて安泰だなと思いました。

 

あと、エトワールの有栖妃華さんがとてもお上手だった。。

上手いなと思うと有栖さんのことが多いです。注目していきたい娘役さんです。

 

 

帰り際に矢場町松坂屋で行われていたサンリオのカワイイ展に行ってきたので

写真をペタペタして終わりたいと思います。


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