ぼっちヅカファンの遠征記録

田舎のボロアパートから観劇(主に宝塚)の感想を書いています。

「NOW! ZOOM ME!!」ライブ配信感想

9月19日、大劇場千秋楽の「NOW! ZOOM ME!!」ライブ配信視聴しました。

 

1幕は外部の曲がメインのコンサート、2部はパロディなどのお楽しみや宝塚の曲、ゲストの真彩希帆さんとのデュエットなど盛りだくさんでした。

 

それにしても、サイト―先生は絶好調でしたね!NOW ZOOM MEのロゴがノゾミになる演出には驚きましたし、望海さんが真剣に歌う中、背景で輝くノゾミのロゴを見ると笑ってしまいました( *´艸`)

 

ちなみにこのコンサートのテーマ曲は「ZUKA ZOOM UP!!」という曲なのですけれども、この曲だけでサイト―節が出ています。一度聴いたら忘れられないメロディと歌詞、サイト―先生最初から飛ばしすぎでは?!

 

1幕は選曲が「キューティーハニー」や「学園天国」など昭和よりだったかなと思います。背景のパネルには歌唱中の組子が名前付きで紹介されており、いい演出だと思いました。とても気になる組子がいるのに名前が分からないという事が度々あるので。。

他にもコナンVSダーティーレオ(煌羽レオさん)やマジックの場面など変わった場面もありました。私はマジックの仕掛けが全然わかりませんでした。。どうなってるの?!

 

2幕は「106年雪組アヤナギ先生」というパロディから始まります。彩凪翔さんが金八先生のパロディをするのですが、やっぱりイケメンは隠しきれませんよね!他にもふうこちゃんという望海さんが女性化(もともと女性ですが)した姿も見られ、皆さん楽しそうでした。

 

また、他のパロディでは「もしも雪組の悲劇が喜劇になったら」というコーナーも印象的でした。今までの望海さんを組み合わせた大村ロベスピエール貫一郎などの役が出てきて、世界観が迷子でした笑。ストーリーは・・・でしたが、南部弁の「You are my own」なども聞けてレアな体験でした。そしてパロディでも歌唱の場面は本気で、そのギャップが輪をかけて面白かったな。

 

そして楽しみにしていた真彩ちゃんの出番!まず真彩ちゃんが「You raise me up」を歌唱。本当に真彩ちゃんは上手ですよね。最近、トップなりたての頃の動画を見返していたのですが、当時も十分お上手なのにそれを上回っていて伸びしろに驚きました。のちのトークコーナーで望海さんがおっしゃるには「真彩ちゃんはわき腹から声を出している」とのこと。一般人には想像もつきません。。

そして、塔の上のラプンツェルの「輝く未来」を望海さんと真彩ちゃんでデュエット。トークコーナーでも二人が仰っていましたが、こういうキラキラで幸せそうな2人がみたかったの!!選曲した人ありがとう(´;ω;`)

 

他に嬉しかったのはエリザベートの「私が躍るとき」。これは私を含めてみたかった人が多かったのではないでしょうか。

 

あと「SUPER VOYAGER!!」も嬉しかったな。望海さんの大劇場お披露目でしたが併演の「ひかりふる路」も大好きで、何度もDVDを見返していました。(芝居とショーの温度差が激しかったけれど笑)大好きなショーがまた舞台でみられてうれしかったです。

 

そして、「Music is my life」の弾き語り。ショーは大人数のコーラスで迫力があったけれども弾き語りバージョンも良かったです。

 

次にお客からのリクエストコーナー。歌われた曲は「ひとかけらの勇気」「変わらぬ思い」「愛の旅立ち」でした。

 

そのあとは組子交えての宝塚メドレー。「ミレニアムチャレンジャー」「JOYFUL!!」「ZUKA! ZOOM UP!!」など。

 

アンコールはナオト・インティライミ氏提供の「夢をあつめて」。Youtubeで配信されていたのをずっと聞いていたので、コンサートではいつ歌うのかな?とずっと思っていたのですがアンコールでした。YouTubeでも配信されていたバージョンもいいですが、劇場で聞くのはまた歌い方が違っていて面白いですね。ナオト氏は「あえて宝塚らしくない楽曲にした」と以前仰っていましたが、私はやっぱりミュージカルみたいな力強い歌声が好きなので、劇場での歌い方も素敵だなと思いました。

 

宝塚の楽曲から、洋楽、パロディまで幅広く網羅されていて、いろいろな望海さんを見られて楽しかったです。そしてどれも本当にお上手。。その一方で、コンサートが開催されるという事は卒業の日が近いという事でもあり、少し寂しくも思いました。

今回は惜しくもライブ配信での視聴となってしまいましたが、やっぱり生で見られるのが一番ですね。卒業公演は観に行けるといいなと思います。