「All for one ~ダルタニアンと太陽王~」をみてきました。
こんにちは!
今回は、月組公演「All for one」を観劇してきたので感想を書かせていただきます。
(学割立ち見で1000円で観劇しました。学割いつもありがとうございますm(__)m)
コメディ要素が多い、明るくて楽しいお話でした(*'▽')さすが小池先生といいますか、宝塚らしくって私好みのお話でした(*´ω`)
小さいお子様でも楽しめる分かりやすいお話なので夏休みの今の時期にぴったりなのではないでしょうか。
以下にネタバレあり+テンション高めで感想を書きます。
まず、冒頭の銃士軍の総踊り!!かっこいいですー!!ザ・冒険活劇という感じがします。もうこの総踊りが見られただけで、「忙しかったけど見に来てよかったー!( ;∀;)」と思いました。そしてその後のダルタニアン(珠城りょうさん)のソロが素敵!約1か月ぶりの宝塚だったので、ますますじわっときました。宝塚最高です( *´艸`)
そして、珠城さんのダルタニアンのはまり具合ですよ!あんなふうに国王への忠誠心を語られたら、ルイーズ(愛希れいかさん)が惚れてしまうのも分かります!!そして、キスとか壁ドンとかたまちゃぴのイチャイチャがたくさん見られて私得でした笑
そしてやはり、このお話はちゃぴさん(愛希れいかさん)ありきのお話だなと思いました。ちゃぴさん演じるルイ14世は、ある時は男性のルイ14世として、ある時は女性のルイーズとしてふるまわなければならない境遇にいるというキャラクターなのです。元男役だからか、ルイ14世もとても自然に見えましたし、ルイーズはもう本当に本当にかわいかったです( *´艸`)さすがちゃぴさんです!
そして、アラミス(美弥るりかさん)、アトス(宇月颯さん)、ポルトス(暁千星さん)の三銃士の皆さん!皆さんそれぞれ、色男、ダンディー、酒好きとキャラが立っていて素敵でした!
特に美弥ちゃん演じるアラミスがキャラ的においしくないですか?!そもそも美弥ちゃんに色男の役をさせて似合わないわけがありません!銃士軍が解散されてからちゃっかり怪しい修道士になってセカンドキャリアを成功させているところとか面白すぎです!
ポルトㇲも役者になったりとか意外とたくましく生きていますよね。アトスは水面下でしっかりと伏線張っていますけど( *´艸`)
そしてどの場面だったか忘れてしまいましたが美弥ちゃんが客席降りする場面があってそこで通路側のお客さんの手にキスするんです。。!!キスしてもらったお客さんうらやましすぎです(/ω\)(/ω\)
そしてほかの方々もいいキャラクターだったなと思います。ポスターでは真面目そうに見えたもののコメディ要因だったモンパンシェ公爵夫人(沙央くらまさん)、変な人に見えて意外と常識人?!のマリア・テレサ(海乃美月さん)、ちょっと抜けていて壁に執着しているベルナルド(月城かなとさん)などなど。。見どころが多すぎて1回では消化不良です。。機会があればもう一度見てみたいです!
そして、本来はルイーズの代わりにフランス国王になるはずだったジョルジュを演じていたのが風間柚乃さんだったらしいです。お芝居もお上手でイケメンでした。。!!下級生なのに大抜擢ですよね!お歌も今度は聞いてみたいです。月組さんは爆上げ好きだから近いうちにきけそう。。。
あと、デュエダンがすごかったですね。。ちゃぴさんの身体能力。。さすがです。。!!
でも一つ見ていて思ったのがこのお話の前提である「国王は男性でなければならない」というのが今の時代背景とマッチしていないなとも思ってしまったり。。。もちろん、この時代のフランスと現代日本で時代背景が異なることは当然なのですが。イギリスは女王が認められていますがフランスでは認められていなかったのでしょうか??(調べろ)別にルイーズが女として国王に就任してもよくない??などと思ってみてしまいました。最後は銃士軍も復活してハッピーエンドとなりますが、ダルタニアンはともかくルイーズは何をして生活していくのでしょうね。バレエを続けるといっていましたがそれはやはり娯楽の範囲での話でしょうし。。なんだかこのお嫁さんになったらおしまい!みたいなお話の締め方があまり好きではありませんでした。(1回しか見ていないので見当違いだったら本当にすみません。。。)
笑いありの明るいお話で、夏休みシーズンにぴったりな素敵なお芝居だなと思いました(*´ω`)