ぼっちヅカファンゆっこの遠征記録

中部地方に住む宝塚ファンの観劇日誌です。

「ベルリン、わが愛」感想

日数が経ってしまったのですが、「ベルリン、わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA」を観劇してきました。

 

感想の前に書いておきたいのが、礼真琴さんが今回演じているエーリッヒ・ケストナーについて。

私は子供のころケストナーの本が大好きで!図書館でケストナー全集を端から借りてほとんど読んだのですが、特に「点子ちゃんとアントン」や「エーミールと探偵たち」などのエーミールシリーズが大好きで、何度も読み返していました。そのケストナーを好きなジェンヌさんの一人である礼真琴さんが演じていらっしゃる!もう私得です!!(*´ω`)実家にケストナーの本はまだ置いてあるはずなので帰省したら読み返したいなと思います。

 

そして、ケストナーは著作をナチスに焼かれたことがあると聞いたことがあったのですが、今作はちょうどそのころのお話です。

 

 紅ゆずるさん演じる映画監督のテオもナチス言論統制に立ち向かいながら映画を撮り続けます。紅さんはコメディが得意な方という印象が強かったので、今回のようなシリアスなお芝居はどうかなと思っていたのですが、好演でした。OSOの時のような明るい役もよかったのですが、こういう真面目な役もいいなと思いました。

 

綺咲愛里さんは、新人女優のジル役。恥役の花売り娘の役を映画で演じたところ大ヒットして大物女優になるというキャラクターです。かわいい子じゃないとあんなピンクのローブは似合わないわ。。着こなしていてさすがです!

 

そして、先ほども述べた礼真琴さん。やっぱりお上手な方です!恋人であるルイーゼロッテ(有沙瞳さん)への思いを歌った歌が心に残りました。ケストナーが打ち上げでルイーゼロッテに告白してしまう場面が素敵でした(*'▽')礼さんも有沙さんも歌がお上手で好きなジェンヌさんなので恋人設定おいしいです笑。そうそう、有沙さんといえば、次の公演で理事の相手役をなさることが発表されました!おめでとうございます!

 

他に印象的だったのは、今回退団される夏樹れいさんのジョセフィン・ベイカー。「最後なのに女役なんて(´・ω・`)」と思っていたのですが、おいしい場面や素敵な歌声が聞けて印象的な役でした。男役さんとは思えないほど色っぽさがありました。でも本筋とは関係ない。。後から知ったのですが、最後の場面では男役として出演されていたそうですね。見逃してしまいました。。

 

専科で出演されていた凪七瑠海さん。凪七さんって歌はお上手なのですが、低い声を無理やり出しているように聞こえるときがありまして。。でも今回は自然な低い声に聞こえました。悪い男な雰囲気も出ていてかっこよかったです。やっぱりお顔が小さくてスタイルが素敵です。

 

あと、ヴィクトール・ライアン役の天寿光希さん。あんなに美しい天寿さんが壮年の映画スター役なんて贅沢ですよね~!またこれが似合っていらっしゃって!お堅い映画スターさんなのかなと思っていたのですが、これがまたいい人なんです!

 

他にも書きたい方はたくさんいらっしゃるのですが書ききれないです。。

 

 

次に演出について。

 

まず、冒頭の劇場いっぱいに組子が座っている場面。圧巻ですよね~。ああいう場面がミュージカルっぽくて私は好きです!

 

他に面白いと思った演出は、テオが撮った映画を映像にして流す演出です。大画面にジㇽとシェレンベルク(瀬央ゆりあさん)が映し出されて!かわいい子とイケメンがスクリーンで大きくみられるんですよ!!

 

テオがジルにメイクを教える場面や、ナチス言論統制を初めてフィルムがカギ十字にむしばまれていく場面など印象的な演出がたくさんあってよかったと思います。

 

 

 

実は今回の公演は行くか行かないか迷っていたのですが、期待以上に面白く、みにいってよかったなと思いました。宝塚らしい華やかさはないかもしれないですが、こういう史実をもとにしたお芝居も私は好きです。例えば、ナチス言論統制をし始めたあたりごろに、テオをはじめとする人たちが反抗する歌を歌っていたかと思うのですが、ああいう場面に元気をもらいます。事実だったからこそ重みを感じるといいますか。

 

迷っていらっしゃる方はぜひいかれてみてください( *´艸`)

 

次の記事で「Bouquet de TAKARAZUKA」の感想を書かせていただきます。