ぼっちヅカファンの遠征記録

田舎のボロアパートから観劇(主に宝塚)の感想を書いています。

“桜華に舞え”をみてきました1

おやっとさぁでございもす( ̄▽ ̄)

 

先日、星組公演「桜華に舞え」「ロマンス!!」を観劇してきました。

 

この公演は、星組トップコンビと専科の美城れんさんの退団公演でもあります。実在した桐野利秋という薩摩藩士が西南戦争で戦死するまでのお話です。私は歴史に疎く、またがごんま弁ということで、きちんと理解できるか不安だったのですが、杞憂に終わりました(^O^)今回も感想を書かせていただきたいと思います。

 

以下からとてもネタバレするので、まだ観劇してない方はご注意願います。

 

 

 

 

まず何と言っても、

 

ラストがめっちゃ泣けます(´;ω;`)

 

北翔海莉さん演じる桐野利秋と紅ゆずるさん演じる衣波隼太郎は同郷の親友同士なのですが、話が進むにつれて、西南戦争が起こり、士族軍と政府軍に分かれて戦うことになっていきます。芝居の終盤で、桐野利秋は、礼真琴さん演じる八木永輝に射殺されてしまうのですが、その時に桐野利秋の遺体は恨みを持つ兵士たちに痛めつけられてしまいます。その瞬間、衣波隼太郎が「恥を知らんのか~~」といったことを叱責しながらやめさせる場面が、とても泣けます(T_T)敵同士だったのに、親友の素を見せる衣波さんに涙。またその後の、"苦しかったなぁ、~"という桐野さんをいたわるセリフで更に涙(ノД`)・゜・。うぅ友情が素敵です。。紅さんの演技が良いので更に泣けます。周りのお客さんも泣いている人が多かったように感じました。
 

また、ラスト以外で2人の場面で印象的だったのは、桐野利秋が東京から鹿児島に戻るときに衣波隼太郎に「これからの日本はまかせた」といったことを言う場面。この場面がすんなりと行けばよいのですが、衣波が桐野に泣きつくのでこの場面も涙(´;ω;`)(´;ω;`)北翔さんから紅さんへトップがバトンタッチされていくのが比喩されているようで素敵な場面でした。

 

そして、ヒロインの妃海風さん演じる大谷吹優も、言うまでもなく素晴らしかったです。桐野&大谷で学問のすすめを勉強をしたり、お祭りに行く場面が素敵でした。お芝居の中で恋愛要素はあまり多くはなく、結局2人は恋人同士にもならないのですが、お互いに思いあっている大人な恋愛が素敵でした。もうこの耳福コンビは見られないのですね(ノД`)また、個人的に北翔さんの”吹優さん”よびがツボで(*´ω`)あんな優しく呼ばれたら惚れちゃいますよね!!薙刀振り回す大谷も医学を志す大谷も意志の強い女性で素敵でした。前から思っていたのですが、妃風さんって、歌もお上手ですけど本当に声がきれいですよね。本当にもう少し見ていたかったです。。

 

 

感想の続きは次記事に書かせていただきます。